電気技術開発株式会社 THE JAPAN ELECTRICAL CONSULTING CO., LTD.

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WORKS 実績紹介

名古屋港飛鳥ふ頭東地区岸壁設備の移設に関する業務

TOP実績紹介名古屋港飛鳥ふ頭東地区岸壁設備の移設に関する業務

名古屋港飛鳥ふ頭東地区岸壁設備の移設に関する業務

国際拠点港湾である名古屋港の飛島ふ頭地区ふ頭では、港湾施設の増深改良および耐震強化の改良工事が行われています。
このプロジェクトの中で電気技術開発が担ったのは、工事による岸壁周辺にある建物や電気設備等への支障を解消するための、電源設備や施設の移設、代替機能の概略基本計画、基本設計、詳細設計など、広範囲に及んでいます。

当プロジェクトでは、既設コンテナターミナルを運用しながら進めていく工事となるため、工事車両の動線に最大限に配慮し、蔵置エリアや荷役作業に与える影響を極力小さくするような計画・提案・設計に留意しました。

まずは基本検討において、岸壁改良工事に支障する物件の整理として、対象施設・設備の割り出し、対応方針の策定、設計・施工区分、費用区分を行い、工事工程や手順を検討した提案を行っています。

そうした検討を踏まえ、冷凍コンセント施設において荷役車両の通行や機能停止期間の影響が小さくなる移設場所の選定や電源切換方法の検討・提案を実施。照明施設に関しても、現状の照明鉄塔に設置されている照明器具の角度を1灯ずつ調査し、机上で照度分布図の作成を行いました。照明鉄塔の仮設期間中も、コンテナの荷役作業の支障とならないよう、現状の設備と同等の明るさを確保した仮設照明設備の設計を行っています。

工事に伴って影響が及ぶ電気埋設管路の検討では、岸壁改良工事範囲で地盤沈下量に応じた対策を講じました。また、桟橋下の配管の検討を行い、管種、支持材、支持の方法の検討・提案を行いました。