RAILWAY 鉄道

RAILWAY

鉄道

鉄道電気設備のエキスパートとして、
新設や更新プロジェクトにおける
技術サービスの提供に貢献している。

地球温暖化に大きな影響を与える二酸化炭素、その二酸化炭素排出量の最も少ない
公共交通機関である鉄道は、高い安全性や省エネルギー性能、
そして時間に正確な交通手段として世界的に注目を集めています。

また、さまざまな設備により安全性や利便性をいっそう高めている鉄道の駅施設は、
地域発展や街づくりの拠点として、多くの地域でますます重要な役割を担おうとしています。

こうした社会貢献度の高い鉄道に対する期待が高まる中、私たちは鉄道運行の基盤となる電力設備、
通信・信号設備などの各種電気設備を支える技術サービスを提供する企業として、
鉄道の更なる安全性、高速性、定時性、利便性の進化に挑んでいます。

実績紹介

INTRODUCTION RECORD

国内外の各地で新たに敷設される鉄道の新路線。
そうした大型建設プロジェクトの多くに、私たちは電気設備のエキスパートとして、
設計や調査、施工監理等の技術サービスを提供しています。
安全かつ安定した鉄道の運行を支えるために頼りになる存在として、
鉄道・運輸機構や鉄道運行事業者といった施主から絶大な信頼を受けています。
以下に紹介するのは、そんな私たちの近年のプロジェクト参画例です。

整備新幹線(北海道・東北・北陸・九州)

先行する東海道、山陽、東北(東京~盛岡)、上越の各新幹線の後に続く新幹線計画として、に整備計画が決定した北海道(新青森~札幌)、東北(盛岡~新青森)、北陸(高崎~新大阪)、九州(博多~鹿児島中央の鹿児島ルートおよび西九州ルート)の路線を「整備新幹線」と呼びます。電気技術開発は、現在も一部で進むこれら整備新幹線各路線の建設計画に、電気設備の調査、設計等で参画しています。

整備新幹線(北海道・東北・北陸・九州)
整備新幹線(北海道・東北・北陸・九州)
発注元:(独) 鉄道建設・運輸施設整備支援機構 様
北海道新幹線

北海道新幹線(新青森~札幌)は、2016年3月に新青森~新函館北斗間(約149km)が先行開業しました。
津軽海峡を青函トンネルで渡る同路線は、トンネル部を含め在来線と新幹線が共用して走行する区間を持つことから、それに対応した電気設備が設けられる必要がありました。
調査、設計に従事した電気技術開発は、こうした従来にない新たなチャレンジを伴う区間においても実力を発揮しています。また、この後に続く、新函館北斗~札幌間(約211km)は、函館開業から概ね20年後の完成を目指し、現在も工事が進められています。

北海道新幹線
東北新幹線

盛岡以北の東北新幹線(盛岡~新青森間)は、整備新幹線として建設が進められ、2002年12月に先行して盛岡~八戸間(97km)が開業。その後も延伸工事が継続され、2010年12月に八戸~新青森間(82km)が開業したことで、ようやく全線開通となりました。その後、2016年3月には、新青森~札幌間で建設されている北海道新幹線が一部開通となり東京から新函館北斗までつながっています。
こうした一連の工事計画において電気技術開発は、調査、設計、施工監理に従事しました。

東北新幹線
北陸新幹線

北陸新幹線(高崎~新大阪間)は、長野オリンピックを直前に控えた1997年10月の高崎~長野間(117km)の開業後、2015年3月に長野~金沢間(228km)が開業しました。北陸新幹線は今までの新幹線では無かった電源の周波数が異なる区間を結ぶことから、スムーズな走行ができるように特殊な設備が設けられています。
ここにも、電気設備の技術において定評のある電気技術開発は調査、設計、施工監理で協力しました。
金沢~敦賀間(約125km)は、金沢開業から概ね10年強後の完成を目指し、現在工事が進められています。当社はこの区間では調査、設計に従事しています。

北陸新幹線
九州新幹線

九州新幹線鹿児島ルート(博多~鹿児島中央間)は、2004年3月の新八代~鹿児島中央(127km)の一次開業後、2011年3月に博多~新八代間(130km)が開業し、全線開通となりました。これで、東京から新大阪、博多を経由し、鹿児島まで新幹線の線路がつながりました。
この両区間において、電気技術開発は、電気設備の調査、設計、施工監理に従事しています。また、九州新幹線長崎ルートは2022年以降の完成を目指し、現在も工事が進められています。こちらにおいても、当社は調査、設計に従事しています。

九州新幹線

仙台地下鉄 東西線

このプロジェクトは、仙台市交通局を施主とし、仙台市の南西に位置する八木山動物公園駅から仙台市南東の荒井駅をつなぐ、地下鉄南北線の各種電気設備の設計及び施工監理を担ったものです。2004年4月から2016年7月までの間に、複数件の件名として受注。この路線の開通により、既に開業している南北線と一体となって十文字の交通軸を作り、仙台市の交通網の骨格となりました。

仙台地下鉄 東西線
発注元:仙台市交通局 様

当プロジェクトのスタートとして、まずは変電、電車線、電灯電力、信号、通信の各設備の標準設計業務を担いました。その後、駅、駅間および車両基地の各設備に対する、土木委託設計を担当。信号・通信設備の基本計画も行っています。

さらに、電車線設備の実施設計、駅電気室の実施設計、電力管理システムの実施設計、そして電車線設備、電力設備の施工監理を行い、最後に電車線設備の管理用設備台帳づくりに関わりました。

この新路線の第一の特徴は、リニアモーターが非常に薄いために通常の電車よりも台車を薄く設計でき、車両断面を小型化できることからトンネルの断面積を小さく済ませられる、鉄輪式リニアモーター方式を採用していることです。この方式を導入するに、鉄道電気設備において最先端を歩む私たちの技術が各所で発揮されています。実際に、南北線に比較してトンネル断面積をと極めて小さくすることができ、工事費用や工事期間の削減に寄与しました。

沖縄都市モノレール

沖縄県では唯一の公共鉄道路線として、2003年に開業した跨座式モノレール方式の「ゆいレール」が運行されています。電気技術開発では、初期の開発段階からジョイントベンチャーの一員としてこの鉄道システムの開発に参画してきました。さらにその後、2019年に開業した首里駅から浦添市への約4.1km4駅の延長事業に、設計・施工監理の立場で携わりました。

沖縄モノレール
発注元:沖縄都市モノレール株式会社 様

このゆいレール延長プロジェクトは、従来までのゆいレール建設事業で取られてきたジョイントベンチャー方式から変更され、分割発注方式が採用されることになりました。この方式では、事業発注者である沖縄都市モノレール株式会社が、初めて認可申請から工事発注・施工監理までを直接実施することになります。そのため、設備メーカーや工事事業者による発注者側の支援ができなくなり、コンサルタントである電気技術開発に鉄道・モノレールの整備に関する実務経験者の配置など、執行体制支援の協力が求められました。

その背景には、ゆいレール開業時における実績とともに、当社交通技術部の、国内にある跨座式モノレールにおけるインフラ設備の設計・施工監理に長年携わってきた実績が評価されたことがあります。今回の延長事業でも高品質の施工監理を実施することにより、今後さらなる改良・延長工事があれば、支援体制の継続を図っていきます。

設備・システム

EQUIPMENT / SYSTEM

電気技術開発では、次の設備・システムを対象にコンサルティングサービスを提供しています。